スワイショウ

 スワイショウとは、中国に伝わる健康体操で、気功や太極拳の準備運動として行われ、「腕や手をポーンと放り投げる」という意味があります。手を振ったり、回転させるだけの簡単な運動ですから、手を振るスペースさえあれば、どこでもできます。がん患者さんや体力がない方でも気軽にできる運動です。
 全身の血流が促進され、肩こり・頭痛・腰痛・生理痛・便秘・冷え性の改善をはじめ、高血圧や糖尿病などさまざまな病気の養生法として効果があります。また、リラクゼーション効果が絶大で、体調の改善に大きく役立ちます。1回5分程度から始め、慣れたら徐々に時間を延ばし、1日2~3回行います。

 

・基本となるスワイショウ

 (両足を肩幅に開き、立った姿勢で行います)

「前後のスワイショウ」・・・両手を前後に振る
「回転のスワイショウ」・・・上体をウエストでひねる
「上下のスワイショウ」…上体のひねりに合わせて腕を上下させる


(現代養生法ガイドにて、方法・アドバイス等を、詳しく掲載しています。)